【キャリアに悩む方必見】キャリアアップをするために、考えておきたい3つの視点

こんにちは。なーとし(@naaaaaaato2018)です。

社会人として日々を送っている方々にとって、

「今後どんなキャリアを形成していこうか?」
「キャリアアップしていきたいけど、どうやっていけばわからない!!」

という悩みはつきものではないでしょうか。

そこで今回は、私が考えるキャリアアップを目指すための3STEPをお話していきたいと思います。

私が考える働き方に関する記事まとめは「【まとめ】働き方・転職活動に関する記事のサイトマップ」ですので、合わせてご覧ください。

STEP1:会社におけるキャリアの描き方は3種類あることを知る

私は会社の組織構造は円すい型だと思っています。

円すいの底面付近は職位の低さと人数の多さを示しており、多くの部署の多くの平社員を指します。

円すいの頂点に近づくにつれて、職位は上がり、人数は少なくなり、部署数も少なくなる(=複数の部署のHeadを兼任する)様子を示していると考えています。

そして、会社組織を円すいと見立てた時に、キャリアの伸ばし方、拡げ方は以下の3方向に分かれると思っています。

①頂点方向: 昇進など、主に同じ部署内での役職が上がるキャリアアップを指します。部署間の連携を担う様な役職になってくると、①と②の複合のような形になるかと思います。(いわゆる一般的なキャリアアップを指します。)

②円周方向: 他の部署へ異動、転職するキャリアアップを指します。(長期的に見ればキャリアアップに繋がりますが、この時点ではキャリアチェンジという言葉が正しいかもしれません。)

③中心方向: 同じ職位、部署のまま、部署内でのプレゼンスを高めていくキャリアアップを指します。情報が自分の元に集まったり、上司との交渉を積極的に行っていくポジションを担っていきます。必ずしも給料は上がりませんし、職位が上がるわけではないです。まだ会社内でのプレゼンスを高めていく方向なので、転職との関連性もあまりありません。

図示すると、こんな感じです。

「年収を上げたい」と考える人の多くは、①の方向性で転職をしているかと思います。

ここで年収を上げたいと思って転職を希望する人に一度考えて頂きたいのは、「果たして①、②のどの方向を意識して転職活動をされるのか?」ということです。

(特に若手の方々は、この辺りの意識が曖昧になってしまうケースも多いと思います。その際は、「【第二新卒・若手向け】転職を目指す際に、おススメの1社を紹介する」、「【新人/若手社員向け】効率的に将来のキャリアプランを考える方法」の記事で紹介している転職サイトを活用してください。)

会社内での立ち位置の変化を一切想定してしない安易な転職は、一時的に年収は上がるかもしれませんが、市場価値が高まっているわけではないので、長期的には本来の(力量通りの)年収に落ち着くと思います。

そんな悲しい転職を防ぎ、自分の力量を高めるためは、中心方向のキャリアアップの重要性を認識することが必要になります。

STEP2:中心方向のキャリアップの重要性を知る

①:頂点方向と②:円周方向のキャリアアップの重要性については、多くの方が既に理解されていると思います。

なぜならば、
頂点方向⇒昇進、昇給
円周方向⇒キャリアチェンジ、異業種への理解

という非常に分かりやすい結果があるからです。

一方、中心方向のキャリアは、一見すると「社畜をさせられている」という負のイメージを持たれかねませんので、ここでは中心方向のキャリアアップの必要性について、解説したいと思います。

中心方向のキャリアアップとは、

同じ職位、部署のまま、部署内でのプレゼンスを高めていくキャリアアップを指します。情報が自分の元に集まったり、上司との交渉を積極的に行っていくポジションを担っていきます。必ずしも給与は上がりませんし、職位が上がるわけではないです。まだ会社内でのプレゼンスを高めていく方向なので、転職との関連性もあまりありません。

を指していました。

「いやいや給与も職位も上がらないのに、やってられるかよ!!」

と思われる方もいらっしゃると思います。
(むしろ、そういう人の方が多いかもしれませんね笑)

しかし、お金という有形の資産は得られなくとも、他の多くの無形資産を得ることができます。

「周囲のメンバー、上司からの信頼」、「優秀な人との繋がりが増える」、「質の高い情報が集まる」、「自身の能力の向上」などなど、、

これらの無形資産が自身の総合的な力量であり、将来の年収UPにも繋がると思います。

逆に言えば、中心方向のキャリアアップ無しでは、転職をいくら繰り返しても、その恩恵を十分に得るのは難しいということです。

「それでも早く年収UPしたい!!」という方は、中心方向へのキャリア形成を高速(具体的には1年以内)で行ってもらえればよいです。

1年以内に圧倒的な成果を出せば、業績評価の際にしっかり年収は上がりますし、昇進もついてくるかもしれません。

周囲の優秀な人を見ている限り、中心方向のキャリアアップ無しでは、①:頂点方向のキャリアアップはできないなと感じます。

株への投資のように、将来の自分への先行投資のつもりで中心方向のキャリアアップを考えることを強くおススメします!!

STEP3:今の自分は①頂点方向、②:円周方向、③:中心方向のどれを目指すか考え、実行する

ここまでで、①、②に加え、③のキャリアアップも重要であることをお分かり頂けたかと思います。

最後のSTEP3では、「自分がどの方向を目指して、実行に移すか」について、お話します。
(あくまで、一例なので、どの方向を目指すかは、ご自身でしっかり考えてください。)

①頂点方向、②円周方向のキャリアを目指した方が良い人

対象:やりたいことが定まっている人、上の役職に就いてる人がなかなか抜けなくてつっかえてる人、今の職場でやるべきこと or 学べることはもうないなと思う人

初めの一歩:上司への交渉 or 転職サイトへの登録

社内での昇進ができるのか、もしくは部署異動が可能かを上司へ交渉することが大事ですが、無理な場合は、転職も考えていいと思います。

(上司へ交渉しても、すんなりOKもらえるケースなんてそうそうないですし、、、)

こちら対象の方々は、少なくともある程度のキャリアプランを描けている方が多いですので、転職サイトに登録して、エージェントと相談しながら進めていく形で問題ないと思います。

なーとしおススメの転職サイトについては、「【研究開発者向け】転職する際に、登録しておきたいエージェント5選」、「【医薬品業界/3分でわかる】転職活動準備は最大のリスクヘッジ!求人を網羅するためのおススメ転職サイト3選」の記事でご確認ください。

③:中心方向キャリアを目指したほうがいい人

対象:自分のやりたいことがいまいち掴めない人、今の職場でやるべきこと or 学べることがまだあると思う人

初めの一歩:周囲メンバーへのGive

というのも、「良い情報や仲間は、情報を発信すると勝手に集まってくる」ということを最近強く感じています。
(詳しくは、「情報発信を続けることで有意義なコミュニティは形成できる」の記事をご覧ください。)

ですので、やるべきことはシンプルに周囲のメンバーへ有益な情報を提供したり、業務のサポートをすればいいと思います。

その際に、できれば自分の特徴を活かせると、さらにいいと思います。

・英語が得意であれば、英語が苦手なメンバーへ上手い表現の言い回しを教えてあげる
・自分の専門性が高い知識を、周囲のメンバーに教えてあげる

簡易的な目標としては、「○○と言えば、あなただよね!」と言われる状態が作れれば、OKです。

例えば私は、臨床開発職(CRA)として働いていますが、大学時代に培った生物学の知識を活用することで、周囲のメンバーへ最先端の情報をGiveしています。

これは、「【臨床開発職】今後臨床試験を行う上で、生物学の理解が必須となる!(今のうちに錯覚資産を活用しよう!)」の記事でも触れている錯覚資産と繋がってきます。
(錯覚資産が分からない方は、ぜひ読んでくださいね!!)

あとは、気付いたら上司や周囲にアンテナ貼ってる優秀な方が勝手に声かけてくれますので、戦略いらずで勝手に成長できます。

このようにキャリアを積んでいった後、①頂点方向や②円周方向へキャリアアップするといいと思います。

私の考えるキャリアアップの考え方は以上になります。

これはあくまで一例ですが、「どうすれば自分の価値は高まるんだろうか」と自分の頭で考え続けることで、道は拓けると思います。
(自分の頭で考えることの重要性に関しては、「AIから仕事を奪われないようにする方法!?」の記事で説明しています。)

参考になれば幸いです。

ではではまた。

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