こんにちは。なーとし(@naaaaaaato2018)です。
さて、突然ですが私はTwitterを通じて「創薬コミュニティ」という名のコミュニティを、2018年の6月に立ち上げました。
この記事では、これまでの経緯と、オフ会を通じて得た学びをつらつらと書いていきます。
(創薬コミュニティに関する情報は、Twitterで「#創薬コミュニティ」と検索!!)
創薬コミュニティ誕生までの経緯
誕生はブログの1記事から
事の発端は、こちらの投稿からでした。
Twitterを始めて約半年間、色んな職種の方の発信を拝見してきました。そこで何かしら体験などを共有できるコミュニティがあれば異職種の相互理解が深まるかもと思い、「創薬のコミュニティを作りたいというお話」という記事を書きました。需要があるかは一切不明ですが、、笑https://t.co/DHDHczfi5Z
— なーとし@お薬開発 (@naaaaaaato2018) 2018年6月10日
Tweet中の記事は、「創薬のコミュニティを作りたいというお話」です。
(懐かしさもあり、あえてリライトもしないで置いてあります笑)
ちょうど私が医療に関する情報を発信してから半年程経過した頃でしたので、「どうせ集まらないだろうけど、ちょっとやってみようかな~」という割と軽い気持ちで、記事を書いた記憶があります。
そんな中、上記のTweetに反応してくださった心優しき方々と共に、創薬コミュニティは誕生しました。
そして、「Confidentialな内容の多い医薬品業界ですから、ネットではなく一度直接お会いして情報交換をしませんか?」ということで、オフ会を開催する運びとなりました。
日程調整用に使ったSNSはSlackです。(今でも日程調整と自己紹介にしか使っていませんが汗)
第1回オフ会開催(7月15日)
参加人数6人の懇親会(飲み会)でした。
第1回オフ会の様子については、ノブさん(@chemordie )の「創薬コミュニティのオフ会に行ってきた」記事をご覧ください!!
誰一人顔も知らない方々でしたので、最初の待ち合わせすら難航したのはいい思い出です笑
お互いがお互いのTweet内容を把握していることもあってか、沈黙もなく、2時間ずっと情報交換や意見交換をし続けていました。
始めは打ち解けられるか心配でしたが、そんな心配は一切無用な会でした。
参加頂いた方も満足度も非常に高かったと思います。
第2回オフ会開催(10月)
第1回オフ会が大好評だったので、第2回オフ会も開催しました。
参加人数は9名でした。
(人数が増えたこともあり、全員参加することはできなくなりました。)
第1回は懇親会のみでしたが、第2回は勉強会+懇親会の2部構成です。
第2回オフ会の様子については、ノブさん(@chemordie )の「創薬コミュニティ第2回オフ会に行ってきた」記事をご覧ください!!
1部の勉強会では3名の方にご発表頂き、非常に活発な質疑応答が行われました。
内容は基礎研究や疾患概要理解からキャリア論まで、非常に幅広かったです。
約2時間設定したのですが、スケジュールは押しに押し、3番目にご発表頂いた方への質問時間が足りなくなるほどの熱量でした。
そして2部の懇親会では、前回同様、活発な情報交換や意見交換が行われました。
今回も参加頂いた方の満足度は非常に高かったと思います。
ちなみに少し話は逸れますが、私が感じたオフ会を開催する際のTipsを2つ書いておきます。
①懇親会の前に勉強会があるといい
(質疑応答を通じて緊張感はほぐれる、発表により共通の話題がある)
②話足りなくても2時間で切り上げる
(足りないくらいの方が、「また次も参加して話をしたい!」と思ってもらえる)
さて、創薬コミュニティの誕生から、2回のオフ会を通じて、私は2つの大事なことを学びました。
学び①:自分が関心のある情報を発信すると、同じ関心を持つ人が集まってくる
これは主に創薬コミュニティが誕生し、メンバーが少しずつ増えていく過程を見ながら感じたことです。
SNSでの情報発信を始めた頃は、もちろんフォロワー0人からスタートなわけですが苦笑
フォロワー数を気にせずに「自分が有益だと思う情報」を発信し続けたところ、少しずつフォロワー数も増え、自分がフォローする数も増えていきました。
情報発信を続けると、「自分と似た業界に属している方が自分をフォローしてくれている」or「自分をフォローしてくれる方も近しい情報を発信している」ということに気が付きました。
つまりは、
「自分が関心のある情報を発信すると、同じ関心を持つ人が集まってくる」
ということに気が付けたわけです。
そして、自分と同じ関心を持つ人が一定数以上集まると、コミュニティを形成することが可能になり、有益な情報を得られるハードルが一気に下がることも学びました。
情報が欲しければ、まずは自分が発信することが重要なんですね。
アウトプットの練習にもなって、自分の欲しい情報を得られる環境作りもできるのであれば、情報発信はやらなければ損だなーと感じました。
(他の人が非常に有益なアウトプットをされていると、自分も頑張ろうとやる気が出るのもいいですね。)
学び②:考え無しの100人よりも、前向きな5人が集まった方が、はるかに良質なアウトプットが得られる
これは主にオフ会を通じて感じたことです。
特に第2回のオフ会の勉強会では、実際に
「お金が発生しないのに、自発的にスライドを作って発表した」方がいて、
「お金が発生しないのに、自発的に質問を投げかける」方がいたわけです。
お金が発生しているのに、ダラダラと会議が出ている社会人も多い中で、こんなことが起こる世界が実際にあるんです。
そこには確かに「熱量」と「好奇心」があって、良質な議論が展開されていたと思います。
人を集める話し合いの場(勉強会や会議など)において、話の質は集まった人の質に直結することを改めて認識しました。
受け身な人が100人集まる会議より、前向きな人が5人いたほうがはるかに良質なアウトプットが出ると思います。
会社だと、「○○Taskチーム」という名の下、やりたくもないTaskに社員をアサインするケースをよく見ます。(しかもFTE換算は0で。)
それがいかに非生産的であるか。。。。
勿論、「会社の利益になるかどうか」という視点を忘れてはいけないのですが、本気で成果出したいTaskなら、FTEを割り当ててでも、熱量高いメンバーを数人集めた方がいいのは間違いないと確信できました。
最後に
ここまで偉そうに学びを書いてきた私ですが、実際にやったことは、
・自分の興味あることを好き勝手に発信したこと
・「こんなコミュニティ作ってみたいんですけど、需要ありますか?」って聞いたこと
の2つしかやっていないんです。
(あと、日程調整とお店の予約くらい。。。笑)
それでも有意義な会が毎回開催できているのは、コミットメント意識の高い参加者を集めることができたからだと思います。
そして、コミットメント意識の高い参加者を集める方法が、情報発信だったというわけです。
なので、これからも好き勝手に情報発信を続けていこうと思う次第です。
創薬コミュニティに関する情報は、Twitterで「#創薬コミュニティ」と検索してみてください!!
ではではまた~。